拝啓 益々ご清栄のことと存じます。
経営塾フォーラム8月の例会は講師に財団法人日本国際交流センター シニア・フェロー、元外務審議官の田中均 氏をお招きして開催致します。
ご多忙とは存じますが、ご参加をお待ちしております。なお、受付は午前11時30分からです。
敬 具
平成22年7月 経営塾フォーラム代表 針木康雄 記
7月11日に投開票が行われた参院選は民主党の惨敗という結果に終わりました。これにより自民党政権末期と同じように、衆参ねじれ現象が生じることは確実です。心配なのは、政権運営を行うにあたり、野党の顔色ばかりをうかがうことになるのではないかということです。これでは長期的な視点に立った国家運営などできるはずもありません。
よく日本の国際的立場の低下が話題になります。確かに経済的地盤沈下によるところが大きいのでしょうが、それと同時に、年中行事と化した首相交代に代表される脆弱な政権基盤が、下方圧力として働いていることも事実です。これでは日本政府が外交力を発揮しようとしてもできるはずがありません。
そこで経営塾フォーラム次回例会には、元外務審議官で、現在、財団法人日本国際交流センターのシニア・フェローを務めている田中均さんを講師にお迎えします。田中さんはアジア大洋州局長時代、独自のルートを駆使し、小泉首相の電撃訪朝を実現するなど、日本の外交の一翼を担ってきました。その田中さんに、現在の外交の問題点や、日本の国際的プレゼンスを高める方策について語っていただきます。
講師の横顔:田中 均(たなか・ひとし)
1947年京都府京都市生まれ。69年京都大学法学部卒業後、外務省に入省。72年にはオックスフォード大学修士課程修了している。英国国際問題戦略研究所研究員、北米局審議官などを経て、2000年に経済局長、01年にアジア大洋州局長、02年外務審議官(政務担当)を務める。05年に退官、日本国際交流センター シニア・フェローとなり現在に至る。また、東京大学公共政策大学院客員教授も務めている。著書に『国家と外交』(講談社)、『外交の力』(日本経済新聞出版社)、『プロフェッショナルの交渉力』(講談社)などがある。