事業資金調達や運転資金繰り可能な法人融資が北國銀行にある?
石川県金沢市に本店が所在しているのが、北國銀行です。石川県内に唯一本店が構えられている地方銀行でもあります。自治体の指定金融機関にもなっている点が特徴です。さらに、石川県をはじめ、北陸3県で事業をされる法人にうってつけの資金調達法があります。
北陸で創業するなら『北國創業サポート』を利用するのも一案
これから事業を始めたいと計画をされている場合には、『北國創業サポート』が適しています。創業サポートチームというものがあり、販路の開拓であったり諸々の手続き、事業手続き、資金調達など様々にサポートをしてくれるでしょう。
このサポートを受けると、『創業当座貸越』という法人融資を受けることができます。創業融資専用商品であり、創業のための事業資金調達または運転資金繰りとして資金を使うことができるのです。融資の対象となるのは、北陸3県で事業を営んでいることや、北國銀行所定の創業計画書が提出できる法人、もしくは個人事業主となっています。また、融資を受けた後に月次試算表が提出できることも条件となっています。
融資の限度額は最大で3000万円までであり、融資期間は、創業してから3期の決算までです。期日が来ましたら、収支計画を基準とした返済計画に切り替わります。
私募債発行によって資金調達をすることもできる
通常では、社債には私募債という、数少ない限られた投資家が引き受けてくれるものがあります。北國銀行では、私募債の発行による資金調達を支援してくれるのです。この私募債を発行することについてのアドバイス等をしてくれる上に、発行するために要する管理事務を行ってくれます。長期間にわたって固定金利で資金の調達をすることができるでしょう。また、資金調達の方法の幅も広げられるというメリットもあります。
さらに、他企業などから見ても信用の度合いも増していくことが考えられます。なお、私募債の発行には審査もあることは忘れてはいけません。この様に、融資とは違った形で資金の調達ができるということです。
金融機関に売掛債券を譲る売掛債権等の流動化という方法もある
北國銀行では、『売掛債権等の流動化』も行っています。これは、企業が持っている売掛債権などの資産価値を使って、金融機関にその売掛債権を譲ることによって、資金調達をする方法です。社債を発行することなどと違い、資金調達法が多様になることや、安定することなどといったメリットがあります。
調達した資金によって、買掛金などの負債と言えるものについても減らすことができるでしょう。さらに、信用度の高い『売掛債権等の流動化』をしたなら、信用が高いことを強みとして、より低い金利で必要な資金を準備することができることも考えられます。