楽天銀行の法人向けサービスとは
楽天銀行は国内2番目のネット銀行で、2014年3月末現在でネット銀行では最大の460万口座が開設されている大手のネット銀行です。2001年7月開業当時はイーバンク銀行という名称でしたが、2008年9月に楽天と資本・業務提携、2009年2月に楽天の子会社となったことで2010年5月に商号を楽天銀行に改めました。
2001年の営業開始当初はネットワーク決済を業務の中核としており、融資業務は行っていませんでした。その後2005年11月から投資信託の販売を開始、2006年12月からは国内最低水準の為替手数料による外貨普通預金を開始するなど、ネット銀行の低コスト性を生かした商品を提供しています。なお2009年4月からは個人向けのローン提供も開始しています。
2016年6月現在事業資金目的で利用できるビジネスローンはありませんが、口座開設を中心に法人向けのサービスも提供されています。
法人ビジネス口座の特徴として、他行に比べて振込手数料が安いことが挙げられます。楽天銀行への振込手数料はその金額にかかわらず51円と一定です。一般的な銀行では別支店への振り込みとなると200円~400円、同支店への振り込みでも100円~200円の振込手数料がかかりますが、楽天銀行ではどちらのケースでも51円です。
複数の口座への振り込みも一度に処理することのできる総合振り込みや一括振り込みといったサービスがあり、給与の支払い業務を大幅に効率化することが可能です。また決済サービスも充実しており、同グループ会社である楽天市場での決済やショップの販売代金の受け取りを簡潔化できる楽天銀行簡単決済などの商品も提供されています。