住信SBIネット銀行の法人向けサービス
住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同出資し、2007年9月に営業を開始した新しい形態の銀行、いわゆるネット銀行です。
SBI証券との連携を重視した商品展開となっており、SBI証券に入金していなくても貸付資金として充当されるSBIハイブリッド預金や、預金残高と証券口座の残高を一括管理できる銀行Webサイトなど、銀行と証券会社のサービスの一体化を指向しています。
事業資金目的で利用できるビジネスローンはありませんが、法人ビジネス向けのサービスとしては、口座開設のほか総合振込サービスや外貨送金サービス、法人向けのVisaデビット付キャッシュカードなどがあります。
総合振込サービスは大量の振込を一度に処理することのできるサービスです。一度の処理で最大9,999件の振込が可能で、用意するのはインターネット環境だけ、登録データの作成者や承認者など利用者の権限設定が可能で不正な処理や誤操作の防止ができます。給与振込などの事務作業の手間を削減することができます。
外貨送金サービスは国内外の銀行口座へ外貨を送金するサービスで、初期導入手数料0円、月額使用料2,500円、送金手数料は1件あたり2,500円~とネット銀行ならではの低コストでサービスを利用することができます。
法人向けVisaデビットカードは1日あたり200万円まで利用が可能で出張や接待費の管理の合理化に役立つほか、ビジネスサービスやオフィスサプライなどビジネスシーンで役立つさまざまなサービスの優待を受けることができます。