じぶん銀行で行っている法人向けサービスについて
じぶん銀行は三菱東京UFJ銀行とKDDIが共同出資で設立したネット銀行です。旧東京三菱銀行と旧UFJ銀行が経営統合をする以前から進められてきた企画であり、構想3年、準備に2年をかけた三菱東京UFJ銀行のリテールネット戦略の一環となっています。
携帯電話、スマートフォン、タブレットからの利用が可能であり、「じぶん銀行」という名称は「携帯電話の中にある自分の銀行」というコンセプトで命名されました。
出資母体である三菱東京UFJ及びKDDIが提供していた一部の金融サービスが移譲されており、代表的なものにはKDDIの提携カードである「KDDITHECARD」が「auじぶんcard」に転換されており、また三菱東京UFJ傘下のアコムが吸収した消費者金融、キャッシュワン事業が「じぶんローン」として新規展開されています。
2008年秋冬モデル以降、auの携帯電話には一部の機種を除いてじぶん銀行の口座管理用アプリケーション、「じぶん通帳」がプリインストールされています。
また、携帯電話番号だけで振込が行える「ケータイ番号振込」サービスなど、au携帯の利用者にとって便利なサービスが豊富に提供されています。ただしスマートフォンはパソコンと同じ扱いになるため、このケータイ番号振込サービスは利用できません。
ただし、「じぶん銀行」という名称とそのコンセプトの通り、ターゲットはあくまでも個人の顧客であり、事業資金目的で利用できるビジネスローンをはじめとする法人ビジネスに向けたサービスは2016年6月現在提供されていません。